※ 長野市外、長野県外の方も、ご入校どうぞ。 令和2年度・令和3年度・令和4年度 長野県地域発元気づくり支援金活用事業
〒381-0037 長野県長野市西和田1-4-15
受付時間 | 9:00~18:00(電話問合せ対応は平日のみ) |
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定 休 日 | 日曜・祝日 |
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月 会 費 | 3,300円(税込) |
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今回の登場は、熊谷加舟さん(93歳)。加舟さんの飯田の自宅より中継。
朝7時40分のリハーサルでは少し緊張気味でしたが、イザ、本番では―。
長野県最南端の村・平谷村に生まれたのが1929年。現在、御年93歳。
平谷の実家は、おばあちゃんが寺子屋をやっていた教育一家。
武田さんとの最初のやり取りは、第2次世界大戦で、弟さんが航空隊の教官で、生徒を引き連れ、終戦の前年に南方の海に散ったというお話から。お国のために死んだ弟さんのためにも、自分も従軍看護士を目指し戦地に赴きたかったが叶わず、飯田市内の病院へ。
15歳で親元を離れ、飯田市内のアパートで一人で自炊。夕方になると平谷村が恋しく、涙にくれたことも。
23歳で結婚し、20年幸せに暮らしていた43歳の時、ご主人がすい臓がんで急死。涙を流す暇などなく、明日からどう生きればいいか…、悲しみに浸ってなどいられなかった。
……と淡々と武田徹さんに語る加舟さん。
いつのまにか耳を傾けるスタッフの目にも涙が。
【93歳には思えない。声の張りもあり、聴きやすかった】
【淡々と話す内容にスタッフも涙がポロリ】
そして75歳で、今までの商売に見切りをつけ、自ら先頭にたち、20人のスタッフと、「介護福祉士」を目指すために松本で1ヶ月泊まり込んで、資格を取得し、介護ビジネスに入る。
そのバイタリティーとチャレンジ精神は多くの聴収者に、夢と希望を与えたに違いない。
(校長 小山秀一)
【SBCに早速、聴収者より】
・母が認知症で、足も弱り、杖の生活で、「介護のかふね」さんには随分お世話になりました。”かふね”は人の名前だと聞いていましたが、今聴いて、バイタリティーあふれる方で、聴いてよかったです (高森町・Tさん)
・かふねさんのお話、生きた歴史を感じました。とてもいいお話を聴けて、元気になりました(原村の方)
【終わって、ホッとする加舟さん】
【武田さんから加舟さんへの色紙】
最初に塩入さんから、竹林の説明
まずは竹林整備
ブルーベリーの添え木に良い竹を
365日大学の会員の塩入久さん(木版画家、風景印推進家)が、実家の信州新町に淡竹の竹林を所有しています。この時季になると、竹林からノキュノキュと小太り淡竹が地面から顔を出します。
この淡竹、シナチクにしたり、軽く電子オーブンで焼いてマヨネーズをつけて食べたりと、その食感は“通”ならずとも、何ともいえない絶品の食材です。
雪の重さに耐えた竹
シニアなので、休憩が大事
現地で、竹の子料理の講習
(塩入先生)
昨年から365日大学では、この竹林の整備を兼ね、この時季、竹の子狩りを実施しています。今年は6月9日(木)、365日大学のいつもの講座を終わってから、総勢11名で、11時に集合しお昼をはさんで14時まで、汗を流しました。
男性陣は、今年からスタートするブルーベリー農園の、ブルーベリーの添え木用の竹を100本切り出し、女性陣は、その間竹の子狩りに精を出しました。梅雨入りの宣言がされたばっかりでしたが、大学の講座前にやる『ついてる音頭』のおかげで、これ以上ない好天の中、楽しむことができました。
女性陣は竹の子狩りに大奮闘
体にムチ打ち、よくやったネーと
労をねぎらうお二人
そんなに多くの収穫は
ありませんでしたが…
天気予報は若干の雨降り予想。が、当日は好天に恵まれ、絶好の田植え日和。
昨年と同じ8:30集合、9時開始。何と、10時30分にはほぼ完了。
昨年は12時までかかったことを考えると、さすが2年目の学習効果バツグンか。
隣の水田の矢島さんも当日田植え。杉尾さんに当日の田植えを見てほしいと声がけ。
杉尾さんが飛び入り参加。
田植えの段取りは、まず苗床から植える稲の刈り取り。植え方は、機械植え班と手植え班の二手にわかれ、手植え部隊は、一列か二列やれば、あとは機械植えということでしたが、何とすべて手植えで完了。機械に頼りませんでした。
まさに、”脱炭素農業”でした。
手つきもよくなってきました
この泥んこです。
素足も勇気がいります
小学生の、スタッフの甥っ子くんも
元気よくチャレンジ
初参加の宮崎さん。堂々としたものです
隊列も整って
終了の乾パイ。これが楽しみ
365日大学は毎日、授業開始前に必ずこの「ついてる音頭」
♪ツイテル ついてる ツイテルネ♪
をして、授業を開始する。
この「ついてる音頭」馬鹿にならない。
毎日実践していると、とんでもないツキが付く。
先日5月27日、365日大学は初夏の里山トレッキングを計画した。ところが前日、『翌日は雨』との予報。
予報はドンピシャで当たり、当日6時、7時と土砂降り。
リーダーの関崎さんと相談し、やるかどうかの判断は、前日、当日朝7時、8時と、数回に及んだ。
私も含め誰もが、『この雨だ、中止だ』と思った。ところが関崎さんは、
「開始時間を30分遅くしましょう。遅くしたら、その間に雨前線は通過して晴れになるから」と。
さすが見るところが違う。
【雨上がり 本当に新緑が爽やかな初夏のトレッキング】
参加者の皆さんには、当日朝7時に、状況推移を検討していることを伝え、最終的に8時に、「決断して、開催する」とお伝えした。
不思議なものが。申し込み順の早い方は、「うれしい。中止と思っていたのに、やっていただけるのか」と、電話口からお相手のイキイキした反応が聞き取れ、申し込み順の遅い方になるに従い、「大丈夫ですか…」とおっかなびっくりの狼狽気味のご様子が伝わってくる。
【雨上がり 遠く志賀山 焼額山 菅平方面が見え、絶景の里山パノラマ】
【トレッキングの副産物 フキの山菜採りに勤しむ参加者】
結果、参加者は当初の半分になったが、開催した。
出発前にあれだけ降っていた雨が出発時間にはピタリと止み快晴そのもの。
初夏のトレッキングを待ち望んでいた皆さんと、雨に濡れた新緑の里山トレッキングを楽しみました。
決断の大切さをかみしめた、初夏の里山トレッキングでした。
(校長 小山秀一)
今回登場した、丸山勝さん(78歳)。
今から約30年前、突然脳梗塞に見舞われた。しかも当時丸山さんは、長野市有数の葬儀会社・博善社の社長だった。
その日は午後になってなんとなく頭が痛く、しばらく社長室で休憩していたが、症状が和らがないので、事務員に「自宅に帰って休むわ」と告げ、自分で運転して芋井の自宅に戻ったという。
結果即入院。以来、脳梗塞の後遺症で右手はきかず、左手1本の生活が始まる。
博善社の社長を退いた後も、芋井住民自治協議会の会長を引き受け、芋井地区の活性化に汗を流し、自宅の30度はあろうかの段々畑でのリンゴ栽培にも精を出す。
健常者でも音を上げそうな、30度近い傾度の崖を、”ビーバー”で左手1本で草を刈るというのだから、その精神力は半端ではない。こんな生き方をして、年を取ることは素晴らしいという表現以外、見当たらない。
こんな話を武田徹さんと対談し、アッという間の18分でした。
(校長 小山秀一)
【まずは、青木先生の試技】
【高齢者の皆さん、熱心に聞いています】
高齢者の参加が多くビックリ(80代:2名、70代:2名、60代:1名、50代:2名)
皆さん、体験は初めて。講義を聞いているときは、「飛ぶかしら」と心配していた皆さんが、いざ本番になり、【的】にバッシ、バッシと音がすると、俄然勇気が出て、ドンドンチャレンジ!
最後は2ゲームの試合形式で、【吹矢】のおもしろさを体験しました。
1位には、賞品「ネスカフェゴールドブレンド」。
獲得した市川和子さん(68歳)、「えっ? 私が1位? 嘘?」。
でも、ウクライナ問題で、食料品が値上がっているので、「コーヒー」をもらえるなんて最高! と感想をいただきました。
(校長 小山秀一)
【マグネット健康吹矢の効能についてレクチャー】
【初めてとは思えない上達の速さ】
今回は、京都府八幡市にお住まいの、宮川紀雄さん(85歳)登場。
宮川さんのご自宅と、SBCのスタジオを結んで、実況中継されました。
宮川さんは現在85歳。戦争時、名古屋に疎開中に大空襲にあい、無差別攻撃を受けながら生き長らえたのが不思議。
東京に戻ると、東京の町は新宿から池袋一面廃墟で、ずっと見渡せたと言う。
【まず始める前に画面越しで、武田徹さんと握手から】
【いよいよ本番に入ります】
【武田徹さん、念入りに原稿チェック】
その後、九州に家族が転勤。小倉高校、九州大学へと進み、高校・大学を通じて山岳部。夜行列車で北アルプスへ。「九死に一生」は日常茶飯事だった。
社会人となり、宇部興産、三菱レーヨンで、アメリカ、ヨーロッパ、アジアとかけ巡った、戦後高度経済成長の申し子。
今は、テニスに、365日大学に、化学文献の翻訳にと、年を感じさせない生き方。
こんな話を武田徹さんとよどみなく、京都からという遠距離を感じさせない対談でした。
(校長 小山秀一)
【生田ディレクターとも事前チェック】
【本番中、武田さんとは
画面越しで対談】
【本番中】
【ディレクターの席の前にも】
【終わった後は笑やか】
5月1日に「苗床づくり」をした後は、少し時間をおき、その苗床に「苗が育つ」種をまく「すじまき」が必要です。
5月7日(土)、新人の宮崎清さんを交え、総勢12名で、「すじまき」が完了しました。
(校長 小山秀一)
【まず、発会式・朝礼】
【固くなった苗床に水をまき、
表面を鏡の様にピカピカに】
【育苗箱に入れる土壌づくり】
【育苗箱へ土入れ】
【種を入れる作業。育苗箱に1列50ケの種を入れていきます。なかなか力が必要です】
【苗床に育苗箱を効率よく配置する】
【苗床があまり乾燥しない様、新聞紙を。
新聞紙には、ジョロで、水をかける】
【ほぼ完成。ここにビニールを上にかけて終了】
【終わった後は、みんなで ”乾杯” 。これが楽しい】
参加メンバー(敬称略):坂口、松橋、北村(宣)、中村(隆)、中村(雅)、宮崎、上條、青木、佐々木、小山秀子、校長・小山
5月5日(祝日)は、ブルーベリー苗木の「さし木」を。
今年はブルーベリーの苗木は里親の元にあり、畑にまだ植えていないのですが、既に来年の準備に入りました。
苗木を手配していただいた「上高地ブルーベリー農園」様から、「さし木」用の枝をたくさんいただきました。
一部は既に4月13日に「さし木」をしましたが、冷蔵庫に保存しておいた残りの枝を全て、5月5日に「さし木」にしました。(75本)
「さし木」用の枝が到着してほぼ1ヶ月近く経つので、濡れた新聞紙に保存しておきましたが、カワカワになっており、果たして”つく”かどうかわかりませんが、丹精込めて削り、「さし木」にしました。
【まずは、カット】
【刀を入れ削るのが難しい】
【4月13日に「さし木」にしたもの(約300本)】
【5月5日に「さし木」にしたもの】
前日の草取りの大変さから思えば、ウッドチップ運びなど、なんのその。
ウッドチップは、たい肥ではないので意外と軽く、女性陣も大活躍。
【うず高く積まれた山をひとつずつ切り崩し】
【ブルーベリー園の前を通る農家の人も、
この山見てビックリ】
【ミノ、バケツ、手製段ボール箱…
入れ物工夫して、ウッドチップ運び】
【前日の草取りの大変さから思えば、
ウッドチップ運びなど、なんのその】
アッという間に、一反歩の畑にウッドチップ蒔きが完了しました。
途中、ウッドチップを入れてくれた、豊野の「ダイシン」の会長、増尾茂さんが、ウーロン茶、缶コーヒー等、たくさんの差し入れをしてくれました。ありがとうございます。
【女性陣はバケツで運ぶ】
【結構、様になってきました】
【アッという間に完了(一部残して)】
【終わった後は、増尾さん差し入れの
コーヒー等で「ブルーベリー談義」】
そば畑が3年間放置されていたため、地主さんがいったん耕運してくれたのですが、『ウマズイコ』という雑草がしぶとく生き残っており、まず、この『ウマズイコ』の草取りから、ブルーベリー畑整備開始です。
5月2日(月)は平日だったため、校長・小山が一人黙々と作業。翌5月3日(火)憲法記念日は、365日大学農園部メンバーが多人数集まってくれ、午前中しっかり『ウマズイコ』取り。
(参加者: 松橋、上條、中村(隆)、北村(宣)、青木、畑、小山秀子、校長)
【最初は少人数でしたが…】
【段々人も増え会話しながらの作業】
【チョット一息「飲水」タイム】
【こんなにきれいになりました】
連休の前半、5月にしては肌寒い、5月1日(日)生憎の曇り空の中、田んぼ倶楽部・第1回作業が行われました。参加者は、校長・小山、坂口、松林、北村(宣)、中村(隆)、中村(雅)、宮崎、青木、小山秀子の9名(敬称略)。
作業は9:00スタート。お天気具合が悪かったので、早急に済ませようと、昨年の学習効果を踏まえ手際よく、作業を進めました。女性陣は、田んぼの中に際立って大きくなっている雑草こぎ。
途中、楽しみのお茶会を10分ほど開催している間に、雨がポツリポツリ。
お昼を用意し、午後はブルーベリー畑のウッドチップ蒔きと雑草取りの予定でしたが、これは校長・小山夫妻、坂口、松橋、宮崎各氏を除き、中止に。
午後はすっかり雨。中止にしてよかったです。
坂口、松橋、宮崎各氏は、ブルーベリー畑の雑草取りのご協力、ありがとうございました。
(校長 小山秀一)
2022年より新たに活動を開始した、365日大学・マグネット健康吹矢教室。
第1期生として、9名の会員さんが活動に取り組んできましたが、その修了にあたり、2022年4月26日(火)、修了総括競技会を実施しました。
当日は、6名の方が参加され、真剣勝負!
1位、2位、3位の方には、表彰状と記念品が進呈されました。
(校長 小山秀一)
氏 名(敬称略) | 得 点 | |
---|---|---|
第 1 位 | 中村 なつえ | 94.8点 |
第 2 位 | 髙橋 英司 | 76.8点 |
第 3 位 | 松山 眞治 | 61.2点 |
第 4 位 | 上條 比名子 | 59.0点 |
第 5 位 | 畑 昇子 | 54.0点 |
第 6 位 | 松林 營 | 46.0点 |
(牧野嘉一、宮澤和夫、小山秀子は欠席)
【いざ試合となると…】
【精神統一が一番大事】
【武田徹さんとのツーショット】
【本田さんへ色紙のプレゼント】
【本番前のチョット笑やかタイム】
この6月で89歳になる本田襄二さん。
365日大学に通い始めた2021年11月の頃、出てくる言葉は
「早くお迎えに来ないかな。国にも家族にも迷惑ばっかりかけているから」
の言葉であった。
無理もない、本田さんは11年前、愛する妻に先立たれた。『先手必勝』と今ではユニークな表現をするが、先に逝ってしまった。
奥さんは、亡くなる前の夜、本田さんにこう言ったそうだ。
「あなたは料理も、洗濯も、なにひとつできない。私がいなくなったら、困るわよ。これから料理ぐらい自分でやってね」と。
病気で伏していたわけではない奥さんが、突如言い出したのだ。
翌朝、別室で寝ている奥さんが起きてこないので、「飯はまだできないのか」と寝ているほっぺたをはたいたら、冷たかった……。
こんなドラマチックな話が飛び出してきた、「つれづれ散歩道」でした。
(校長 小山秀一)
【本番まもなく。若干の緊張感】
【快調に話が進みました】
365日大学の目指すところは、”健康長寿社会”
2025年には高齢者が約3割に迫り、高齢者の5人に1人は認知症になる、と言われています。
そうならないためには、早めのサキベジ3原則の実施。
1.まず野菜から、しこたま食べる
1.一日7,000歩、運動をする
1.孤立せず、人とコミュニケーションをとる
この3番目の「孤立せず、コミュニケーションをとる」ことが、コロナ以後ますます重要になると考えています。
【青木副理事長】
【まずは姿勢から】
【お辞儀の角度は35度】
マグネット健康吹矢をやることで、楽しくなり、一日が元気になる。それが結果的に肺を活性化し、健康寿命の延長につながる。
そのためのマグネット健康吹矢教室が求められており、その指導者、アシスタントの養成が急務です。
【持ち方の指導】
【腹式呼吸がポイント】
【さあ、どこに当たったかな】
4月10日の第1回目は、6人の方が熱心に、「指導者、アシスタントが求められる意義」を小山校長から学び、実技指導を日本マグネット吹矢協会の青木副理事長より学びました。
【手の持ち方は】
【姿勢が決まってます】
【終わった後は和やかな意見交換会】
【恒例の武田徹さんとのツーショット】
【色紙にサインする武田徹さん】
【スタート前のやわらかなスタジオ】
長野吉田高校に合格し、いよいよ4月から入学という3月、屋根職人をしていた叔父から、『高校行かないで、俺の元で丁稚奉公せよ』との命がくだり、高校へは行けず、屋根職人の道へ。
4年目には独立。10年で屋根工事ベスト5に入るというほど、仕事一筋の道。
結婚してからは毎月家族一人3,000円の旅行積立をし、年1回それを原資に家族旅行。
(校長 小山秀一)
【結構手馴れている宮澤さん】
【快調に話が進みました】
【ニューゴンドーの話もとびでました】
365日大学が耕作する畑、水田は、長野市篠ノ井東福寺という、南長野運動公園から徒歩7分位のところにあります。辺り一面は畑、水田なので、さえぎるものがなく、強風が吹く地域で有名です。
【中村隆さんのお孫さん・りえちゃん4才を交えて】
【酸性になった土壌を苦土石灰で中性に】
畑の開園式が行われた2022年4月2日(土)は、何と風が少しもなく、畑を耕すには絶好な日となりました。
松橋さん、中村雅さん、戸谷さんは所用で出席できませんでしたが、新しく宮崎清さんを交え、9:30~12:00 和やかに開催できました。
準備が整ったので、すぐ種を蒔いたり、苗を植え付けたりしたいのですが、昨年の経験を踏まえ、今蒔いたり植えたりすると遅霜にやられるので、5月の連休前後からスタートしましょうと、それぞれの会員がお互いに素晴らしい情報交換を行うことができました。
さて、今年はどんな収穫ができるか、楽しみです。
(校長 小山秀一)
【新人の宮崎清さんの畑の土耕し】
【終わったあとは、
コーヒーと団子で「和やかタイム」】
【色紙にサインする武田さん】
当日も赤いブルゾン姿と野球帽。
増尾さんの野球帽姿をみた武田徹さん。
「それなら俺もハンチング帽」と、番組が始まる前から意気投合。
高校を卒業し、長野県農協中央会に入社。
入社早々、広報を担った。その縁で「人の結びつき」の重要性を知り、多種多様な人たちとの交流が、今の増尾さんを形づくった。
【 快調に進む 】
52歳で農協を離れ、志賀高原のふもとの山ノ内町で、ホテル経営。
そして今は、えのき茸の培地の提供と、使用後培地の引き取り、とまさにSDGsの先端をいく、82歳の増尾さん。
番組も快調に、お二人の呼吸の合ったリズミカルな進行で、アッという間の18分でした。
(校長 小山秀一)
3月半ばになると、今までのマイナス何度の世界から、日中は12度の世界へ。
畑の地中はどうなっているのでしょう。そろそろ「ミミズ」も冬眠から目を覚まし活動を始めているのでしょうか。
糖尿病に効果を発揮する「菊いも」の収穫は本来11月から12月雪の降る前なのですが、未収穫の菊芋がまだ地中に眠っています。
そのうちそこから芽がで、新しい菊芋に成長していくのですが、芽の出る前、畑の雪が解けたら残っている菊芋を掘り出せます。
3月13日日曜日、好天に恵まれ、365日大学菊芋愛好会のメンバーで、残りの菊芋を収穫しました。
雪が解けた畑ですが、耕運前で土は固く難行しましたが、午前中2時間、一人約5キロ以上を収穫できました。
これを水洗いし、スライサーでカットし,天日干しにして3日間。甘みのあるおいしいチップスが出来上がります。チップにしておけば年中楽しめます。
高血圧、糖尿病、体重オーバーの方には最適な野菜です。
(校長 小山秀一)
【武田さん、大津さんへ色紙】
大津さんは、横須賀米海軍基地の近くの生れ。小中は横須賀でラジオ少年。中学のときには自分でラジオを組み立てていたという根っからの機械好き。
高校を卒業し、日立製作所へ。社内留学制度を活用して、日立京浜工業専門学校を卒業。
昭和63年には、1200名程の現地人を率いるマレーシア工場の工場長として、約5年勤務。
そして、67歳のとき、長野に移住。...
こんなよどみないペースで、武田徹さんがリード。アッという間に、18分間の「365日大学生参上」の放送が終わりました。
大津さん「いや武田徹さんのペースで、アッという間に終わってしまった。緊張する時間もなかった」が第一声でしたが、
「『大津さんの多彩な人生』聴けてよかった」
「すごくグローバルな方なのですね」
「大津さんの明るさとパワーが余すところなく
伝わってきました」
「聴き入ってしまう良いコーナーですね」
「とても82歳とは思えない」
「奥さんの希望によって長野に来られ、ご縁ができ、私達も嬉しいです」...など、称賛の声、殺到です。
大津さん、お疲れ様でした。 (校長 小山秀一)
池田さんは、生まれたのは名古屋ですが、疎開先が長野で、そのままご両親が長野駅近くの七瀬に居を構え、小中高と七瀬街で育った。この七瀬街には当時、有名な「七瀬劇場」があり、またパーソナリティーの武田さんも同じく七瀬街で育ち、この劇場に通った、という話も飛び出すなど、お二人なんともいえない “味” を出した約18分間でした。 (校長 小山秀一)
当日、出演時間に遅れては、ということで「前泊でホテルに泊まります」と小林さんがおっしゃったので、それでは「小山の拙宅でいかがですか」ということで、我が家(小山校長宅)に泊まっていただきました。
小林さんは20歳で父親が急死。止むなく家族を養うため、製材所を引き継ぐ。製材所では”お客”の顔が見えない、ということで、一念発起して工務店を設立。そのとき、小学校以来、先生にも“絵の道”に行け、と言われていた絵画の道が、それどころではなくなり、スッパリ捨て、工務店経営に奔走する。オイルショック、リーマンショックで倒産寸前の苦難もあったが、何とか切り抜け、息子も跡を継いでくれたので、60歳で再び絵筆を持った。365日大学に入学したのが刺激となり、単なる趣味でなく、“日展”を目指すことにした。高い境地を目指すとモノの見方が違ってくることに気がついた、……等々の話を前夜、語り合いました。
当日は、武田さんとの対談もスムーズに進み、そろそろ終りに近づき、武田さんも翌週の池田さんの紹介を始めようとしたところ、何と小林さん、武田さんの話に割って入り、
「実は私は今、山形村の清水寺と、京都の清水寺の交流会の会長をしています。山形村の清水寺と京都の清水寺は縁が深く……」
と話し始めてしまうのでありました。
ということで、通常の時間を約2分ほどオーバー。それでも、さすがは33年、この番組を生放送で続けている、パーソナリティーの武田さん。この貴重な、伸びてしまった2分間は、残りの番組内で見事調整してくれました。 (校長 小山秀一)
放送後、うれしい反応が続々寄せられました。
「牧野さん、良かった!」 「牧野さん、素晴らしい!」 「牧野さん83歳。パワー全開!」
「聴きましたよ。あたたかい声で引き込まれました」
「ラジオから聞こえる牧野さんの声、よく通り、若いですね」
「聴きましたよ。長い人生やってくると話すことはいくらでもあるね。よかったです」
「経験豊富な人生に改めて感心しました。声も若々しく、アナウンサーになれたかも」 等々
(校長 小山秀一)
【武田徹さんから、色紙のプレゼント】
終わった後もいろんな人から、「食い入るように聞きほれた」「めちゃくちゃ聞きやすかった」「小山さんの人生と私の人生似てます、私も父親5歳で亡くしました」「365日大学のポテンシャルが上がった」等のたくさんの反応が寄せられました。この番組が本当に長野県民に浸透していることをまざまざと実感しました。
このコーナーに協賛していただく「長野県シルバー人材センター」様、「日本マグネット健康吹矢協会」様、「ウエルネスライフ研究所」様に感謝申し上げます。 (校長 小山秀一)
スタジオで放映中
左はSBC番組ディレクター 右は当日のオペレーター
熊谷加舟さん、93歳
加舟さんがご自分で作った市田柿
実際干している市田柿
作業場を熱心に見学する365日大学会員
この中に市田柿を入れ回しながら市田柿に刺激を与え、粉(こ)がふけるように仕上げる
市田柿を部屋に入れ温度を一定にして乾燥させる
最後の工程「選別」
発刊にあたって
この本のタイトルを「人生午後4時」としました。
「人生午後4時」とは。
皆さんどんなイメージを想像されましたか。
人生午後4時とは「人生100年時代」と捉えると66,7歳です。
ようやく3分の2が終わったところ。
午後4時はまだまだこんなに時間が残っています。
人生も同じ。
さあ残りの人生をどう生きますか。
365日大学は「すごろくの上がり」でなく、第2周期のスタートライン。
新たな学びをし、新たな活動をし、新たな社会貢献を果していく。
365日大学には、そんな人達が集まりました。
その前向きな人達は、どんな人生を歩んで来たのでしょうか。
著名な人達の歩みではありません。ごくごく普通の歩みをして来た人達です。
平凡な歩みと言われるかも知れません。しかし、さすが365日大学に入ってこられた人達です。
一見、平凡な歩みをして来た人達ですが、珠玉の人生を歩んできました。
15歳で就職し、2年に1回の転職をしてきた人。普通なら「2年に1回の転職、人生はいい加減」と
思われるかもしれませんが、83歳の現在「ストリートミュージシャン」として、今でも多くの人に
喜ばれるエレクトーン演奏をする。
妻と36歳で死別した人。
その後46年独身生活だが、「今は孫に囲まれ、今ほど幸せな時はない」と語る73歳の男性。
父急死、20歳で社長に。
「会社を守るため、青春なんてなかった」と語る85歳の人が日展の「絵画」に今挑戦している。
中学浪人の挫折があったから、今患者の痛みがわかる72歳の歯科医師。
ここに登場する25名の皆さんの人生はそれこそ様々です。
共通項は、どんな場面に出合っても「明日に希望を持つ、諦めなかった」ことです。
だからこれからの20年、30年も明るく生きられる。
こんな人生のドラマをシニアのみならず、若い人にも伝えていきたい。
そんな思いで、365日大学の会員の皆様(一部ですが)を取材しました。
この本を手にしたあなた、是非365日大学の門をくぐって、私達と一緒にこれからの人生を明るく、
楽しく、前向きに生きて行きましょう。
そのためのプログラム、プロジェクトを365日大学は擁しています。
令和3年12月
365日大学 校長 小山秀一
【帯付き】
【帯なし】
初めの式
地元の西和田区長・武重さんの祝辞
開催を祝って東和田地区のお神楽保存会の演舞
獅子舞
地元バンド「ジ・イースト」によるJAZZ演奏
会員でエレクトーン講師の伊藤恵子先生によるエレクトーン演奏
会員・中村隆さんによる尺八演奏
会員・北村忠三さんによるハーモニカ演奏
365日大学農園で収穫の大根
365日大学農園水田で収穫のハゼ掛けコシヒカリ
当日協賛社・信州ハム&JA中野市提供きのこセット
365日大学指導農家生産の長芋
包丁研ぎサービス
包丁研ぎコーナーにひっきりなしのお客様
吉澤さんMCによる懐かしのドーナツ盤ジャズ演奏お楽しみに
色鮮やかな365日大学オリジナルテント
関係者の皆さんありがとう。ご来場の皆様ありがとうございました。
365日大学農園部はついに、2021年7月17日(土)すべて手作りの「うどん会」を実施しました。
小麦粉を自力で刈とり、はぜかけで干し、昔のシバタ式足踏み脱穀機で、モミにし、1か月乾燥。そのモミを手押し製粉機で、粉にし、3回ほど繰り返し、立派なお粉 約2キロほどに仕上げました。そのお粉に水を入れまぶして約30分寝かせ、ついにうどん切り機にかけられるほど立派に仕上がりました。
まだか、まだかの声に後押しされ100%手作りのうどんが出来上がり、これも365日大学農園で農薬なしで育てている「ネギ」を薬味にして「冷やしうどん」にして食しました。
実はもしものことがあればいけないと、スーパーで玉のうどんを買って先に食べていたのですが、その味とは比較にならないほどの小麦粉そのものの味を感じさせるうまさ。色は白くなく、どちらかというと「そば」風の茶色の色。こしもあり、玄粉(造語?)のような独自の風味が楽しめました。
この味が楽しめるから、手作りが病みつきになる。製粉さえもっと楽にできれば、本格的に麦を作ってみたいとみんなが感じた次第です。(製粉は量が少なく、製粉屋さんがやってくれなく、自分たちで交代しながらでやり遂げました。)
脱炭素を目指す365日大学農園部。
脱穀は動力をガソリンに頼らず、足ふみ式の【シバタ式脱穀機】を活用。なんと昭和40年代に使ったこのシバタ式脱穀機を、会員の坂口さんが大事に保管。エッサホイ、ヨッサホイと掛け声元気に、足で動力を起こし脱穀。また、脱穀された小麦とごみを取り除くため、【唐箕(とうみ)】という、手で風力を起こす機械も使用。
ガソリン活用の脱穀機を使えば20分で終了するぐらいの量を、会員10名ほどが集まって、大騒ぎして2時間。手間賃を考えれば、なんとも非効率な2時間なのですが、
「昔はこうやって、やっていた」とか
「先人の知恵は凄い」「こんな経験、お金を出しても味わえないよね」との言葉で皆さんを
勇気づけしながら、楽しい半日を過ごしました。
とれた収穫量ですが、粉にして10kgか ! !
シバタ式脱穀機・唐箕が有ることがスゴイ
前日の大雨と強風でハゼが倒れ、やり直し。天日干しに
シバタ式脱穀機でやっていたら、通りかかる人みんな興味津々、見学していきました
唐箕はまさに『芸術品』
昔の人はスゴイ。今は再現できないかも
休憩一服。
これがあるから、農作業は楽しい
この程、6月20日(日)、365日大学農園では、田んぼと畑の間で育てた“小麦”を収穫しました。
たまたま、前耕作者が間違えて小麦を植えてしまったので、耕すのはモッタイナイ。僅かでも“小麦粉”を作ろうということで、小麦を育ててきました。
昔は2毛作といって、小麦を収穫した後、そこを田んぼにして、稲を植えていたのですが、今や2毛作をやる人はなし。365日大学の会員も、小麦を見たことがない人が多かったので、小麦づくりにチャレンジしました。
黄金色に染まった小麦ですが、風と雨で横倒しになっており、刈り取りが難航しましたが、予想以上に刈り取りができました。
ハゼ掛け、自然乾燥して、美味しい小麦ができるのが楽しみです。
365日大学は、社会的課題の解決にも力を発揮。
会員の木版画家・塩入久さんのご実家の信州新町の「竹やぶ」が猛々と竹が乱立していて、余分な竹を刈り取ることで、元気な竹林に成長します。
不要な竹を刈り取って、余録で “淡竹” の竹の子狩りをしましょう、ということで、去る6月7日(月)竹やぶ整備と竹の子狩りを実施しました。
参加人数は11名。Zoom講座が終わった後に集合し、11:30~14:00まで、汗を流しながら、楽しみました。
『ギーコ、ギーコ』… こんなに整備されました
こんな 淡竹 です
長野県立大学3年生の西崎啓五朗君も応援に
女性陣は 竹の子狩りに
自分で食べるお米は、自分で作ろう。安全だし、愛着を感じ、美味しいだろうし、米づくりは日本の農業の基本の基本。生涯に一度は “お米作り” に携わってみたい。更に、水田の耕作放棄地が増えているという。ならば、この耕作放棄地を耕せば社会貢献にもつながる。
こんなご要望に応えられるのが、365日大学です。
幸いなことに、会員さんの中に、実際に現在米づくりをしている、坂口政幸さん、松橋信雄さんがいました。お二人からの指導を得、“稲の苗床作り” から “稲のモミまき” “苗床で育った稲刈り” と行い、そして6月5日(土)、本番 “田植え” を実施しました。
当日は8:45に集合、9:00から手植え部隊と機械植え部隊の2班に分かれ田植え開始!
空は前日の大雨とはうってかわって真っ青な晴天。頭上高くヒバリが “田楽?” を奏でる中、途中休憩を交え、約3時間。手植え部隊は、もち米植えを担当。予想以上の大変さで、途中でリタイヤ。以降は機械植え部隊に任せ、ホッと一息。
奄美大島から長野県立大学のグローバルマネージメント学部の「起業家コース」に魅力を感じて入学した1年生の新垣光佑君と、高校時代に自分の力で実際の水田耕作を経験した3年生の西﨑啓五朗君も手伝いに参加。シニア、ヤング交えての、楽しい田植えでした。
まずは開会式。今日に感謝。
苗床から稲の刈り取り
いよいよ手植え開始
奄美大島出身、長野県立大学1年生新垣光佑君
この休憩が何とも言えない
楽しみの一時
鴨の親子が心配そうに。
『田植えできるかな?』
5月8日、365日大学トレッキング部主催の【春の戸隠トレッキング】が開催されました。
快晴に恵まれ、新緑の芽吹きが始まったカラマツ林。
奥社近辺の清流の中外と、白い水芭蕉の花を見ながら、約8キロウォーキング。
小鳥がさえずり、心地よい風が通りすぎていく、下界と別世界の穏やかな日を楽しみました。
清流の中咲き乱れる水芭蕉
新緑のカラマツの芽吹きと水芭蕉の白い花に囲まれ、足取りも軽く何と8キロ以上歩きました
水芭蕉とニリンソウの群生
こんな素敵な場所にも
新緑のカラマツの中でのひと休みなので癒されます
戸隠龍神宮
このほどアスク(365日大学事務局)は社屋を移転しました。
「脱炭素社会への取り組み」を令和3年度からの長期経営計画の重点施策として掲げました。自社オフィスを省エネ構造にできないか検討していたところ、高断熱高気密性能で電力をすべて太陽光で賄える一般住宅のモデルハウス3棟に出会いました。3棟を譲っていただき新社屋とし、「未来型体験ビレッジ」というコンセプトでスタートしました。SDGs、DX、まさに時代の大きな流れの一環を自社でも共有できるというのは、幸せです。
働き方や、価値観が大きく変わる今だからこそ、こうした積極的な取り組みが次なる次世代への継承に繋がるのではと思います。
実際スタッフは、こんな快適で、脱炭素に繋がる環境で働くことの喜びを、満面笑みで仕事をしております。
皆様もお近くにお越しの際は是非覗いてみてください!
新社屋開所式・テープカット
新社屋開所式・小山校長スピーチ
3棟の一番奥側が365日大学です
入口に大きな看板を設置しました
春のやわらかな日差しが注ぎ、空からヒバリがピーチクパーチク、我々の式典を祝ってくれるかのように旋回し見守ってくれる中、365日大学農園部は3月27日(土)、農園開園式を執り行いました。
当日はまず最初に、JAグリーン長野・農業指導員の柴田勇二さんに、土づくりの意義、方法、これから植える最適の野菜は何かの講習を受けました。
講習の後、早速ジャガイモを植えつけたのは、会員の中村隆さん。それ以外はまず雑草取りから。柴田指導員から、「二十日大根を植えて、野菜ができてくる楽しみを味わって」とのアドバイスもあり、和気愛々の活動がスタートしました。
農園部メンバー
信濃毎日新聞の取材を受ける会員・大野さん
JAグリーン長野の指導員さんより指導を受ける
まずは雑草取りから
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